歯のことがよく分かるブログ

抜歯の注意事項


歯ぐきを糸で縫った後に気を付けること

抜歯やインプラントを行った時に歯ぐきを切開した際、糸で縫合を行うことがあります。これは、そのままの状態で放置をしていると血が止まりにくく、また、傷口が開いている状態では細菌などに感染する可能性があるからです。
その部位が感染してしまうとドライソケットという、傷口が露出して強い痛みがでてしまう症状やインプラントが安定しない場合があります。糸を縫うときは切開する部位や範囲によって縫う数が変わってきます。親知らずでは約3~5針ぐらいになります。

糸で縫った後、糸取りをするまでの期間は、歯茎の傷口が落ち着いてくるまで、7~10日ほどの期間を開けます。
そんなに早く糸を取って大丈夫?と思われがちですが、歯茎の傷の治りは他の部位よりも早いことが知られています。また逆に、縫った糸を長期放置すると、糸に食べかすなどが付き、そこから細菌が繁殖し感染の危険性があります。また、糸が歯茎に埋もれてしまうこともあります。

抜糸後も完全に傷口が治ったわけではなく、歯ぐきが治るのに約2~3か月以上かかります。歯を抜いた場合治るまでの間は、抜いた部位に食べ物がつまることがあります。空いた穴は下から徐々に塞がってくるので、食べ物などが歯茎に埋まることはありません。その部位を清潔に保つため水で軽くゆすぎましょう。

傷口は清潔に



糸取りまでの間は、細菌の繁殖を防ぐため、傷口は清潔に保つようにしましょう。口の中を清潔に保つのは、傷の治りを助けてくれます。
痛みや口の開けられる様子は個人差があり必ずではありませんが、無理をしない程度に縫った場所以外はいつも通りにしっかりと磨くことをおすすめします。また、この時歯磨きをする時にいつも通り使用してしまうと傷口に当たってしまい痛みが出ることがありますのでやわらかめの歯ブラシで優しく磨いてください。歯磨き粉はつけても構いませんが、研磨剤の入った歯磨き粉は使用しないほうがいいと思います。
刺激性のものは特に注意が必要になります。抜糸後は通常通り歯磨きを行っても大丈夫です。

消毒のご予約



院では抜歯の翌日に消毒のご予約をお取り頂いております。
消毒の際に感染予防のうがい薬をお渡しますので、清潔に保つためにも毎日うがい薬を使ってうがいを行って下さい。このうがい薬は低刺激で高い殺菌力があるので、口の中の細菌を殺菌・消毒してくれます。
歯周病・虫歯・口臭を防ぐことができます。ただし、激しくゆすぐと血のかさぶたが取れる恐れがあるため注意が必要です。

最後に

糸取りを行う際は、痛いのかどうか不安に思われる方もいらっしゃいますが、通常糸取りは痛みが少ない治療になります。しかし、糸が歯茎に埋まっていた場合、チクチクとした痛みを感じることがあります。痛みに弱い方は、表面麻酔と言って歯ぐきの表面に塗る麻酔を行い、痛みを緩和することも可能です。

歯磨きや食事や会話をしている際に縫った糸がとれる事があります。糸取りのご予約までに糸が取れてしまったらご連絡下さい。

また、糸抜き後も歯ぐきの治りを確認していくことが大切です。
3ヶ月に一度は、歯医者に通いクリーニングや、歯ぐきの治りを確認しましょう。


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