インプラント総義歯


インプラント義歯は、歯槽骨にインプラントを埋め込み、インプラントを土台として、その上に総入れ歯を置くスタイルになります。

インプラントと総入れ歯の結合の仕方は、磁性金属やボール、ボタン装置のロケーター等のアタッチメントを使用します。

アタッチメント義歯も同じアタッチメントを使用しますが、土台となる天然歯またはインプラントの本数が少ない場合の総入れ歯で、インプラント義歯の場合は、土台をインプラントに特化し、インプラントの本数も多めにして、より安定感を追求した総入れ歯になります。

ですから、すべての総入れ歯の中で、インプラント義歯は最も安定感があり、噛む力も非常に優れています。

 

ただ、インプラントを埋め込む外科手術が必要になります。

一般的なインプラント義歯の場合、上顎、下顎それぞれに少なくて4本、もっと安定性を高めるときは6本のインプラントを埋め込み、総入れ歯の土台とします。

総入れ歯ではなく、インプラント1本ごとに人工歯を装着する方法もありますが、この場合は、費用がさらに高額になります。

しかし、インプラント義歯にしても、総入れ歯の保険外の中では最も高額な治療になります。

上顎にインプラント6本と総入れ歯で、170万~190万円、下顎にインプラント4本と総入れ歯で、120万~150万円かかります。

 

また、インプラント埋め込みの手術後、インプラントが骨と結合して安定するまで、約2~5ヶ月かかります。その間、硬い物は噛まない注意が必要です。

 

治療期間が長く、費用が高額というのは大きなデメリットですが、その他の総入れ歯では得られない健全な食生活が大きなメリットになります。

なお、歯槽骨の骨量が不足していたり、重篤な全身疾患の場合は、インプラント義歯を適用できない場合があります。


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