コーヌス(義歯)部分入れ歯


コーヌス入れ歯は、茶の葉を入れる円筒形の容器である「茶筒」に譬えられます。

残存歯に被せ物の内冠を作り、内冠の形に合う入れ歯(外冠)を作ります。

内冠と外冠は、茶筒の容器と蓋のようにぴったり重なり合うわけです。

この密着した重なり具合によって、入れ歯は外れにくく、安定し、クラスプは不要となります。

コーヌス入れ歯は、コーヌスクローネとも言います。

ドイツで開発されて以来、欧米では絶大な人気と信頼に支えられた部分入れ歯です。

コーヌス入れ歯は保険外なので、全額自費負担になります。

費用は1本約35~45万円ですが、本数が増えるに従って、割引があります。

例えば、4本だと80万~100万円になります。

 

コーヌス入れ歯の作製には高度な、精密な技術が必要です。

そのため、その技術を保有する歯科技工士の数が少なく、信頼できる歯科医院選びを慎重に行う必要があります。

コーヌス入れ歯自体は、確かな技術があれば、とても優れた部分入れ歯としての、半世紀に渡る歴史と実績があります。

コーヌス入れ歯は、残存歯を使って入れ歯を装着するため、自分の歯で噛むのと同様に、しっかり噛むことができます。

入れ歯装着の違和感も少なく、痛みもありません。

クラスプを使用しないので、審美的に優れていて、入れ歯であることが殆ど分かりません。

土台となる歯が将来的に衰えてダメになったとしても、コーヌス入れ歯は、殆どの場合で、修理可能です。だから、新しく作り直す必要はありません。

入れ歯の脱着は簡単です。土台となる内冠は筒状の金属で、歯磨きしやすいシンプルな形状です。

入れ歯を取り外したときに、内冠周囲のお手入れを怠らなければ、歯周病になりにくく、衛生的です。

デメリットとしては、土台の歯を削る必要があることです。


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