スマイルデンチャー(部分入れ歯)


スマイルデンチャーは、笑ったときに入れ歯だと分からないというところから名付けられました。その名に相応しく、審美性は高水準に優れています。

入れ歯の床素材は、スーパーポリアミドというナイロン樹脂です。半世紀前からアメリカ食品医薬品局(FDA)の承認を得、欧米中心に安全な素材として認知されています。

特長としては、薄くて軽くて弾力があります。保険の部分入れ歯の約半分の軽さです。曲げても割れないので、耐衝撃性に優れています。

留め金のクラスプはありません。入れ歯床のウイングと呼ばれる部分が歯間の歯頚部にしっかりフィットすることで、入れ歯を安定させます。

ウイングの機能は、スーパーポリアミドの繊細な特性によって可能となりました。

床の色はピンク系ですが、透明度があり、濃淡をつけられ、歯茎との違和感のない自然な色合いにすることが可能です。入れ歯であることがわかりにくい主な理由が、床の色合いにあります。

スマイルデンチャーは保険外なので、全額自費負担になります。費用は10万~20万円です。

インプラントよりは安いので、コスト面でスマイルデンチャーを選択する方もおられます。

また、歯槽骨の骨量が不足していると、インプラントの埋め込みは困難なので、その場合、スマイルデンチャーならば、歯を支える骨が多少弱くても大丈夫です。

スマイルデンチャーは歯を削る必要がありません。それゆえに、天然歯を削りたくない方に向いています。

何よりも、入れ歯をしていると知られたくない人に適した入れ歯と言えます。

金属を一切使用しないので、金属アレルギーの方にお勧めです。

デメリットとしては、噛む力が少し弱い傾向があります。

また、修理が難しい場合があります。


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