親知らず(智歯)と年齢の関係


親知らずの生えてくる年齢については、その名のとおり親が生え始めを知らない「物事の分別がついたこと」「親元を離れたころ」の思春期後半から20代が一般的です。

ですが、もちろん一生生えてこない人もいますし、40代・50代で生えてくる人もいます。

人それぞれです。ある患者様は、ご自身が20代前半で親知らずの抜歯に来られ、そのことを後に親御さんにお話されたところ、50代である実のお父様が同じ時期に抜歯をされていてびっくりした、とのお話をしてくださいました。

親知らずで悩んで歯科医院にかかる方は、「歯の痛み」「顎の痛み」を訴えて来られる人が多いと思いますが、この患者さんの場合は20代、お父様は50代で痛みが出だしたということですね。

これが生えてきた年齢、とは一概には言えないですが、少なくとも「親知らずが口腔内に影響を及ぼし始めた年齢」は本当に様々だということが言えるのではないでしょうか。

また、親知らずと年齢の関係についてはもうひとつ。

先にお話くださった患者様の場合、抜歯という処置を取られましたが、実は親知らずは、生えているのが確認できたらできるだけ若年齢のうちに抜歯してしまうのがいい、と言われています。

根本的な治療は「抜歯」ということです。

他の歯に影響を及ぼしたり口腔内が不衛生になったりいたしますので、正直申し上げますと、親知らずは抜歯してしまったほうがその後の生活に大きなトラブルを引き起こしにくくなります。

ある程度年齢を重ねたあとですと、歯並び全体が変わってきてしまうという状態もあります。

年齢が若いほど回復のスピードも速いことが想定できますので、歯科医院での定期健診などで親知らずが生えていると言われた場合は、主治医とその後どのように処置していくかをしっかり話し合っておく必要があると思います。


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