唾液が少ないと
口臭を引き起こす?

唾液と口臭の深い関係

唾液と口臭の深い関係

唾液には汚れを洗い流してくれる役割があるため、唾液が分泌されることで口臭を防ぐことができます。逆に言えば、唾液が減れば口臭が発生するということです。唾液の分泌は以下のような時に減少します。

  1. 就寝中
  2. 緊張状態にある
  3. シェーグレン症候群
  4. 薬の副作用

唾液そのものは本来無臭?

唾液の成分は99.5%が水分です。残りの0.5%はカルシウムなどの無機成分と、IgA(免疫の役割を果たす)などのタンパク質です。このような成分構成ですから、唾液は無臭と言って良いでしょう。

臭いの正体について

臭いの正体について

口臭の原因を考える上で、まず口臭の種類を知る必要があります。

1)生理的口臭

口の中の細菌は揮発性硫黄化合物を作り出します。通常は唾液が洗い流してくれますが、唾液が減少すると口の中に臭い物質である揮発性硫黄化合物が増えるため、口臭が発生します。

2)病的口臭

虫歯や歯周病などの口の病気、鼻や喉・糖尿病などの全身の病気が原因の口臭です。

3)外因的口臭

ニンニクなどの食べ物が原因となる口臭です。

4)心理的口臭

検査しても正常ですが、本人が口臭を気にしている状態です。

口臭の原因によって対策が異なりますので、気になる口臭の原因を探ることが重要です。

唾液を増やして口臭を
改善する方法

唾液を増やして口臭を改善する方法

唾液は耳下腺・顎下腺・舌下腺の3大唾液腺から大部分が分泌されます。唾液の分泌を増やす方法を3つご紹介します。

1)よく噛む

噛むことで筋肉が唾液腺を刺激するため、唾液が分泌されます。

2)マッサージをする

直接、唾液腺を刺激して、唾液の分泌を促します。

3)水分補給をする

唾液はほぼ水です。水分が不足していたら、お口はカラカラになってしまいます。

※ガムを噛むことやアメをなめることは唾液を増やすという意味では正しいです。しかし、虫歯のリスクを高めることになりますので、その点は注意が必要でしょう。

 

それでも口臭が
改善しなかったら

それでも口臭が改善しなかったら
  1. 虫歯や歯周病は治療しましょう
    口の病気を放置していたら口臭は治りません。痛みがないからと放置せず、しっかり治療を受けましょう。
  2. 歯ブラシ以外も使いましょう
    歯ブラシだけで落とせる汚れは60%ほどと言われています。歯と歯の間の汚れは歯ブラシでは落とせませんので、フロスや歯間ブラシを使用しましょう。
  3. 舌磨きも忘れずに
    舌にも汚れはつきます。歯ブラシでゴシゴシと磨くのではなく、専用の舌ブラシを用いて、舌も綺麗にしましょう。
  4. 健康診断を受けましょう
    口臭の原因の多くは口の中の問題ですが、全身的な問題により口臭が発生することもあります。体に問題がないかを確認することも重要です。
  5. ストレスを溜めない
    ストレスを抱えた状態だと、唾液の分泌が減ります。
虫歯と口臭の関係 歯周病と口臭

口臭対策まとめ

口臭対策まとめ

他人の臭いを指摘することは難しいですよね。もし、ご自分に口臭があるとしても、他人が指摘してくれることは少ないでしょう。そう考えると、口臭対策は日頃のお口のケアと定期的な歯科医院でのメインテナンスが大切です。そして、口臭には唾液が関係しますので、唾液が減ったなと思ったら、歯科医院で相談してみましょう。

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