歯科インプラントの失敗


インプラント治療の失敗例には下記のようなものがあります。

人工歯根が骨と結合せず抜け落ちてしまった例)

人工歯根は埋め入れ手術後、1ヶ月半から6か月の間に顎骨に結合し、固定されるものですが、これが固定されず、抜けおちてしまい、治療が失敗に終わったものです。

この原因は、医師が治療を始める前に十分な骨の量や強度の検査をしていなかったことです。

正しい手順で治療を進める歯科医の場合には、このような失敗はおこりません。

歯ぐきの腫れや出血を起こしてしまった例)

埋入したインプラントの周りの骨が溶け出し、感染症がおこって歯ぐきが腫れたり、出血してしまったりした症例です。

抜歯後にすぐインプラントを埋め込む抜歯即時埋入インプラントという治療法の場合に起ることが多いようですが、通常の治療法の場合でも、咬みあわせの調整が十分に行われていず、人工歯に負担がかかりすぎて骨の吸収がおこった場合にも、歯ぐきの腫れや出血の原因となる場合があります。

インプラントの歯根部が歯茎から出てしまった例)

implant failこの場合には2つの原因があります。

ひとつは手術前に骨の量や強度を十分に確認しなかった為に、歯根を埋め込んだ顎骨が溶けてしまい人工歯根が歯ぐきから出てしまった為です。

もう一つ考えられる原因は、咬みあわせの調整が不十分だったために、人工歯に負担がかかり、歯根を埋め込んだ顎骨が溶けてしまい人工歯根が歯ぐきから出てしまったことです。

この現象がおこった場合には、インプラントを取り外さなくてはならなくなる場合があります。

痛みやしびれが長期間続いてしまう例)

人工歯根が歯槽神経に触って麻痺や痛みを起こしてしまったという例です。

この原因は、術前の検査で神経の位置を正確に把握していなかったことにあります。

インプラントは基本的に、正しい手順で治療を行った場合には、非常に成功率の高い治療法です。

インプラントの失敗の原因のほとんどは、手術前の検査による確認不足と、医師の技術力によるものです。

正しい手順で治療を行う医師のもとで治療することで、失敗は避けられます。


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