歯周病で揺れている
歯の治療法について

歯周病の症状

虫歯の痛みに苦しむ女性 歯周病は歯を支えている骨が少しずつ溶けていく病気です。
骨が溶ける事で骨が歯を支えきれなくなり
歯が揺れるなどの症状が出てきます。 歯周病の治療法は進行度合と、
残っている骨の状態によって変わってきます。

予防歯科で歯周病対策

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そもそも歯が揺れるって
どう言うこと?

1本1本の歯を触ってみて、グラグラと動くのであれば、揺れている!と判断しやすいと思います。ただ、そこまで揺れてしまったら、歯周病として末期とも言えます。では、初期段階の歯の揺れを知る方法をお伝えします。
上あごの歯の外側を指で触りながら噛んでみましょう。もし、歯が揺れていたら、カチカチ噛んだり、グリグリと歯と歯を擦り合わせた時、指で揺れを感じることができます。1本1本の歯で確認してみましょう。
さて、歯周病になったら、歯の揺れの有無や大きさに関わらず、徹底的に歯周病の治療を行います。歯磨き指導から始まり、歯の周りの歯石取り、それでも改善しない場合は歯ぐきの手術を行い、歯ぐきの炎症・腫れを改善していきます。一連の歯周病治療と並行して、歯の揺れに対してもアプローチをしていきます。と言うのも、歯が揺れていると歯周病が治りにくいのです。

歯周病の進行が軽度の場合

歯の揺れも小さい場合はかみ合わせの不調和を整えます。上述の方法で歯の揺れを指の感覚でチェックして、かみ合わせた時に歯が揺れないようにしていきます。

歯周病の進行が
中等度以上の場合

かみ合わせの調整だけでは歯の揺れを抑えることができません。その場合には歯と歯を専用の接着剤を用いて固定していきます。ギプスで動かないように固めるイメージです。ギプスも骨折が治ったら外すのと同様、歯周病が治り、歯の揺れが収まったら、固定も外します。
ただ、固定を外してみて、歯の揺れが治っていない場合は固定し直さなければいけません。
固定の方法には種類がありますが、どの方法にもメリットとデメリットがあります。

  • 1)治療中と同じように接着剤で固定をする方法
    この方法は簡便ですが固定が外れやすいという欠点があります。
  • 2)歯の一部分を削り、ワイヤーを入れ込み、接着剤で固定をする方法
    歯を削る量は限定的ですが、見た目が悪くなることがあります。ただ、ワイヤーを入れ込むため、固定効果が高く、外れにくくなります。
  • 3)歯を削り、かぶせ物で連結する方法
    強固な固定方法で最終手段とも言える方法です。ただ、歯を削る量が増え、場合によっては歯の神経を取らなければならない場合もあります。

歯が揺れていると歯周病は治りにくいだけでなく、噛みにくくなるため、生活に支障をきたします。歯の揺れを抑える方法はありますが、そのような状態にならないことが一番です。

日頃から歯科医院へ通い、歯周病にならないよう予防していくことが重要です。

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