予防歯科


むし歯になりたくない、歯周病になりたくない、そんな方へ朗報です。

新秋津歯科タナカでは「予防歯科」に力を入れています。

「予防歯科」とはむし歯・歯周病にならないようにすることです。

むし歯も歯周病も原因は細菌です。

細菌の数を減らすこと、増えやすい状態にしないこと、そして、ご自身のお口の状態を把握しておくことが予防歯科では特に重要なことです。

歯磨きに自信はありますか?

image1「あります!」と答えた方に対して、本当に磨けているかを調査しました。

すると、約80%の方が磨き残し「あり」と判断されました。

歯磨きは毎日の習慣のため、知らず知らずのうちに癖が出てしまい、それが磨き残しとなります。

また、年代別では若い世代ほど磨き残しが多いことが明らかにされました。(日本口腔衛生学会2015年)

image2若い方ほど歯磨きが下手で、高齢者ほど熟練した技を習得している、ということはありません。

お口の健康に対する意識=歯科への受診率とも言えます。

若い世代ほど歯科への受診率が低いことから、お口の健康に対する意識の差が歯磨き結果として現れているのでしょう。

歯磨き上手は歯医者に行かなくてもいいの?

歯磨きが上手な方ほど、ムシ歯や歯周病のリスクは低くなりますから、定期的なチェックまでの期間を長くしても問題ありません。

だからといって、全く行かなくていいのか?ということに対してはNo!です。

完璧に歯磨きをすることは現実的には達成困難ですから、ご自身の歯磨きに過信せず、定期的なチェックをしましょう。

「痛くない=悪い部分がない」と自己判断することが最も危険です。

どれくらいのペースで通院すればいいの?

歯科医師や歯科衛生士は患者様のお口の状況に合わせて、次回のお約束をご提案いたします。

以下を中心にお口の中を確認しています。

  • 磨き残しの量・質
  • 今までの治療歴
  • 歯ぐきからの出血状況
  • 歯周ポケットの深さ
  • 唾液の量

予防歯科では何をするの?

予防歯科の2本柱は「セルフケア」と「プロフェッショナルケア」です。

むし歯や歯周病からお口の中を守るためには定期的な歯科医院のケアだけでなく、ご自宅でのケアも大切です。

セルフケア

ご自宅での歯磨き・食を中心とした生活習慣のことを指します。

糖尿病の方は運動療法や食事療法により、ご自身で血糖値が上がらないよう努力されています。

むし歯や歯周病は糖尿病と同様に生活習慣と密接な関係があります。

予防のためには、汚れを溜め込まずに落としていくことが大切です。

また、特にむし歯は食生活のリズムや日常的に摂取する飲料といった食生活により発生リスクが激増します。

詳しくは「むし歯のできかた」(こんな感じのむし歯のできる原因のページとリンク)をご参照ください。

プロフェッショナルケア

歯科医院で行うお口のクリーニング(PMTC)・リスクファクターを取り去ることを指します。

調査結果でも明らかなように自分だけで磨き切れる方はほとんどいませんので、ご自身の歯磨きの苦手な部位を中心に歯科医院でキレイにします。

また、磨き残しはバイオフィルム(バイオフィルムに関する記事とリンクする)といって、歯ブラシでは落としきれませんので、専用の器具を用いて機械的に破壊し、取り去ります。

また、近年リスクファクターとして注目されているのが「力」です。

歯ぎしりや食いしばりは特定の歯や歯周組織にダメージを与え、むし歯や歯周病の進行を助長します。

噛む力が自分へ牙を向けないよう、噛み合わせのバランスを整えることが必要なことがあります。

健康や健口から

「予防歯科=歯を抜かない、治療をしない」ではありません。

歯医者は歯を抜きたいわけでも、歯を削りたいわけでもありません。

笑顔で楽しく食事ができること、会話ができること、これこそが歯医者が求めることです。

歯が痛ければ、グラグラしていれば、美味しく食事ができません。

そういったときは、治療が必要です。

モグラ叩きのように次から次へ、1本治療したら、また次の歯が、とならないように当院では1本単位ではなく、お口のなか全体を診て、治療を進めていくことを基本コンセプトとしています。

そして、治療の終了が予防歯科の開始です。

治療した歯を守っていくことこそが予防歯科の真髄とも言えます。

再治療が必要な状態や治療前と同じような状態にならないためには、定期的な検査とプロフェッショナルケアを受けることが健口の秘訣です。


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