歯並びが悪く、かみ合わせによってひどい不正咬合になっている場合には、
小児矯正で治せるようになりました。
出っ歯と呼ばれる歯の形や、受け口と呼ばれる歯の形は、
かみ合わせや顎のバランスに問題があり、
顎が曲がって成長してしまう事もあります。
出っ歯の場合は、前歯の後ろに下の歯が当たって
歯茎を傷つけているようなケースもあります。
かみ合わせが深く、顎に負担もかかるなど、
顎の成長期に影響を与える場合には、小児教師矯正で治して行きます。
また出っ歯は口元が飛び出ているような形になり、見た目を気にして悩んでしまう子どももいます。
このような場合には、思春期を迎える前に小児矯正を利用して早めに治しておくことにもメリットがあります。
受け口の場合には、はっきりとした発音ができない、ものが噛みづらいなど生活に支障をきたすことがあるので、
気になる場合には早めに歯科医師の診断を受けましょう。
また受け口の場合は、顎が曲がって成長してしまう可能性もあるので注意が必要です。
歯と顎のバランス、更にかみ合わせ等によって、適した矯正治療時期も変わって来るので、歯科医院の正しい診断が大切です。
また小児矯正をする場合には、口の中の矯正装置によって虫歯になりやすく、丁寧な歯磨きが必要になります。
顎を調整する治療が必要な場合もあり、ヘッドギアのような矯正装置を装着する可能性もあるので、
このような場合には子どもにとっても心理的負担がかかります。
平均的に半年ほどで効果が見えてくると言われていますが、歯の状態によっては長期化する場合も可能性も考えられます。
このような点を考慮した上で、小児矯正の必要性や、最も適した時期等、歯の状態をもとに正しい判断が必要です。