怖かった抜歯や直後の痛みも乗り切った!もうこれで安心できる…。
一般的に親知らずを抜いた後も続く痛みは一週間位といわれています。
しかし抜歯から一週間経ったのに待てども待てども痛みが治まらない!?一体どうして?我慢できない痛みの対処法を見ていきます。
痛みは徐々に治まると聞いていたのに、いつまでも痛みが続くと患者さんも不安になりますよね…。
これは異常なのか?と、心配になるかもしれませんが、一週間でまだ痛みが治まらないことは意外とよくあることなんですよ。
痛みがなくなるまでどう過ごせばいいのかを一緒に考えていきましょう。
親知らずの術後の経過は、治療の難易度や親知らずの歯の方向、上か下かによって大きく変わることがあります。
抜歯後ほとんど痛まなかった人もいれば、いつまでも痛みが長引く人もいるのはそのためです。
抜歯した直後の歯茎の状態というのは、傷跡がむき出しになっている状態。
血餅で傷跡が保護されると痛みが徐々にひいていくのですが、歯肉を切開し骨を削って抜歯した場合などは完治に時間がかかることがあります。
よく親知らず抜歯後の腫れや痛みは3日がピークで、一週間後の抜歯する頃には痛みがましになってくるなんていわれるけど、痛みの期間は抜歯にかかった時間や体調などによっても変わるんだ。 その事実を知らせてあげることで、患者さんの漠然とした不安は解消されそうですね! 不安なことや分からないことがあれば遠慮せずに歯医者へ行って聞いてみて欲しいですね。
痛くて我慢できなくなったら、診療予約前でも歯医者にかかって鎮痛剤を出してもらいましょう。
思ったより痛みが長引いたり、歯医者に行く時間がなかなかとれなかったりすることを想定して、鎮痛剤は多めにもらっておいた方が安心できます。
飲み過ぎによる副作用はありませんが、ずっと飲み続けていると胃に負担がかかることがあるので心配な方は胃腸薬を同時に服用することをおすすめします。
もし炎症による痛みだったら、なるべく早く発見できた方が抗生剤を飲んでおくとさらなる悪化を防ぐことができます。
抜歯後の患部は歯磨きがしずらかったり、口が開けづらかったりして食べカスが詰まりやすい状態にあります。
だからといって、うがいをしすぎるとせっかくできた血餅がはがれてしまいます。
できれば抜歯後は一週間に1~2回歯医者で消毒してもらうのがベストです。
マメに経過をみてもらうことで炎症や化膿を見逃さずに結果的に完治が早まります。
手の甲にある親指と人差し指の間から3cmほどの位置に「合谷」というツボがあります。
歯痛に効くツボなので、痛いとき押してみてください。
歯科でも鍼灸治療しているところもあるので、一度相談してみてはいかがでしょうか。
痛む期間が長引くと「この痛みがずっと治まらなかったらどうしよう…」と思ってしまうかもしれませんが、時間がたてば必ず治ります。
抜歯後二週間は抗生剤や鎮痛剤で様子を見て、注意することは血餅をはがさないように気を付ける、ただそれだけです。
気長に痛みが治まるのを待ちましょう。