ホワイトニングができないけど
歯を白くしたい！
目次
- 歯の内部（象牙質）の色味
歯の表層にあるエナメル質は半透明のため、歯の色味は象牙質により決まります。象牙質は加齢とともに、その色が濃くなります。また、表面のエナメル質が削れて薄くなることで、より象牙質の色が視認できるようになり、歯の黄ばみが気になることもあるでしょう。 - 歯の表面についた汚れ
原因はステイン（着色）です。食べ物や飲み物、また嗜好品の色素が歯の表面のタンパク質と結合し、歯にこびりつきます。原因となりやすいものは以下の通りです。
タバコ・・・タール汚れ
コーヒーやお茶・・・タンニン、カテキン汚れ
赤ワインやチョコレート・・・ポリフェノール汚れ
カレー・ケチャプなど・・・調味料に含まれる着色料
- 歯の表面性状
歯の表面がザラザラした状態だと歯に当たった光が乱反射して、歯の輝きが損なわれます。それが歯の黄ばみを強調することがあります。
歯の黄ばみの原因
歯の色味は歯の内部（象牙質）の色味と歯の表面についた汚れ、歯の表面性状に左右されます。
歯を白くする方法
上記の歯の黄ばみの原因のうち、１）歯の内部の色味はホワイトニングもしくはラミネートベニア・被せ物で対応します。
ホワイトニングについて ラミネートベニアについて 審美歯科についてただ、原因２と３については歯のクリーニングでの対応が可能です。
歯のクリーニングとは
歯の表面にはバイオフィルムといって、歯石とは異なり、ヌメヌメした汚れが付着しています。このバイオフィルムは歯磨きでは落とせないくらい頑固な汚れです。この汚れにステインが入り込むと歯が黄ばんだように見えてしまいます。
専用の器具とフッ素入りのペーストを使うことでバイオフィルムを取り去ることが可能です。また、付着した汚れにより歯の表面はザラザラな状態になりますが、これもクリーニングによりツルツルな状態に戻すことが可能です。
歯のクリーニングの流れ
お口の状態の確認
歯の汚れの量、歯ぐきの状態を確認します。
歯石の除去
超音波の機械を使用して歯石を除去します。
歯の着色の除去
炭酸カルシウムのパウダーを使用して着色を除去します。
歯の清掃
専用のブラシとペーストを用いて、こびりついた汚れを除去し、歯を磨き上げます。
歯のクリーニング症例
現在の治療費と異なる場合がございます。最新の治療費は料金表をご確認ください。歯の表面がざらつく、
着色が気になる
| 年齢・性別 | 20代・女性 |
| 主 訴 | 歯の表面がざらつく 着色が気になる |
| 治療期間 | 1回 |
| 治療費 | 自費 5,500円/30分 |
| 治療内容 | ステイン、バイオフィルム除去 |
| 治療の リスク |
着色は再び付着します ホワイトニングと異なり歯を白くする効果はありません |
歯の表面がざらつく、
着色が気になる
| 年齢・性別 | 40代・女性 |
| 主 訴 | 歯の表面がざらつく 着色が気になる |
| 治療期間 | 1回 |
| 治療費 | 自費 5,500円/30分 |
| 治療内容 | ステイン、バイオフィルム除去 |
| 治療の リスク |
着色は再び付着します ホワイトニングと異なり歯を白くする効果はありません |
まとめ
黄ばんでしまった歯を白くするのは大変です。まずは歯を黄ばませないように定期的に歯科医院で歯のクリーニングをすることをお勧めします。自分での歯磨きでは限界がありますので、美容院に行くような感覚で歯科医院でクリーニングをしてみませんか？
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