根の治療の治療期間が気になる方も多いと思います。
「根の治療」は難しい治療として知られており、丁寧に治療を行わないと数年後に痛みなどの症状が出てしまう場合もあります。
根の治療だけではなくその上に被せる歯の形成などもあるので、
全体での治療期間は6~7回程度の通院が必要になるケースが多いです。
これは根の治療に3~4回、そして歯の被せに3回程度です。
根の治療の治療期間は、通院は一週間に1度程度で間を置きますので6~7週間掛ると言われています。
二ヶ月弱の治療期間は長く感じてしまうかもしれませんが、1本でこの位が目安なので、
複数の歯の根の治療を行う場合には更に時間が掛ります。
これは痛みや炎症の度合いを確認しながら行うため時間が掛ってしまうのです。
ゆっくり丁寧に治療をすることで、再治療を受ける必要がなくなります。
「短期間で早く治したい」と思う方も多いと思いますが、
根の治療の場合には短期間の治療が必ずしも上手さや良さに繋がるわけではありません。
根管治療が難しいと言われる原因の1つに、「歯と違って目に見えない」ことが挙げられます。
目に見えない部分で人によって形状もまちまち。
完全に細菌を取り除くことが非常に難しく、その上除菌が出来ていない状態でつめ物や被せをしてしまうと、
最近増殖による痛みや炎症などのトラブルの原因になってしまいます。
再治療を防ぐためには根管治療をしっかりと行うことが大切なのです。
この様に難しい治療の為保険適用での根の治療では、再治療率が高くなる傾向にあります。
時間を掛けてゆっくりと治療を行うと保険外適用の事も多く費用が嵩みます。
自分にあった治療を見つけるためにも、治療法や治療期間を含め多角的に検討をすることが大切です。