とにかく歯科医院はたくさんありますので、どの歯科医院を選べば良いか迷いますよね。こちらでは入れ歯が得意な歯科医院を選ぶ時に参考になるであろうことをご紹介します。
入れ歯を装着されている方はやはり高齢者が多いです。入れ歯が得意な歯科医院であれば、高齢者の方が多く通われているはずです。時間帯にもよるでしょうけど、待合室で待っている方の年代が高めの歯科医院は入れ歯が得意な可能性が高いでしょう。
近年、8020(80歳で20本の歯がある)を達成されている方が増え、一時代前と比較すると総入れ歯よりも部分入れ歯のニーズが高いように感じています。総入れ歯よりも部分入れ歯の方がバリエーションに富んでいますので、ホームページで部分入れ歯の情報をしっかりと載せている歯科医院は入れ歯が得意であることが予想されます。
虫歯や歯周病、入れ歯など一般的な治療は一定レベル以上の診療できたとしても、歯科医師には得意・不得意な分野があるものです。
内科、外科といったように医師に専門分野があるように、歯科も専門分野が分かれています。歯科大学の大学病院において、入れ歯治療を専門に行う診療科は「補綴(ほてつ)」とか「義歯(ぎし)」といった名称が付けられています。そのような診療科を出身の歯科医師は入れ歯作りのトレーニングを受けていますので、一つの目安になるでしょう。
インターネットの口コミも参考になりますが、やはり一番信頼できるのは知人からの紹介でしょう。ただし、知人とご自身の入れ歯治療の内容や難易度は異なりますので、聞いていたのと違うと感じられるかもしれません。
歯がない→すぐに型を取る→完成した入れ歯を装着する。とてもスピード感のある治療ではありますが、この治療スタイルでは難易度の高い入れ歯治療は失敗する確率が高くなります。
入れ歯治療を成功させるためには診査と治療計画が重要です。治療の選択肢を示し、説明してくれる歯科医院かどうかも判断基準の一つとなります。
入れ歯治療は作って終わりではありません。使用していると歯ぐきの形が変わったり、入れ歯の歯がすり減ったりと変化していきます。その変化を早期に発見するためには、入れ歯を装着後もメインテナンスをしていくことで長期間使い続けることが可能になります。
入れ歯だけで全ての歯科治療がうまくいくはずはありません。入れ歯が得意であれば、その他の治療方法についても精通しているはずです。
入れ歯以外の治療方法など、患者さまに最良な治療方法を提案してくれるでしょう。
入れ歯が得意な歯科医院、歯周病が得意な歯科医院などなど歯科医院にはそれぞれ特徴があります。ご自身の症状やニーズに合った歯科医院かどうかを事前に調べてから通われると良いでしょう。