歯周病は
どういった病気か?
について
歯周病は歯を支えている骨が少しずつ溶けていく病気です。
進行に伴い、歯茎の腫れや出血、口臭、歯の揺れ、
口の中がネバネバするなどの症状が出ます。
痛みはないですが、放置をしていると段々と進行をしていきます。
これは
軽度の歯周病の状態です。
歯茎が赤く腫れている状態です。
軽度の状態ですが、歯磨きをさぼったり、歯科定期検診に行かないと、
いつのまにか症状もなく歯周病が進行してしまいます。
これは
中等度の歯周病の状態です。
歯茎が下がり、部分的に歯が伸びているように見えます。
グラグラと揺れる歯も出てきます。
先程のレントゲン写真と違って歯周病により歯を支えている骨が吸収され、
先ほどよりも骨のラインが下がっています。
この状態で治療をし、歯周病を改善しなければ、歯を失う事になります。
これは
重度歯周病の状態です。
かなり歯周病が進行している状態です。
部分的に著しく歯を支えている骨が吸収されている状態です。
レントゲン写真でも骨のラインがかなり下がってしまっています。
また重度の歯周病の方は歯を支えている骨がほとんど無くなっているため、
放置をしていると歯が自然に抜けてしまうという事も起こります。
歯周病を進行させないためにも定期的に歯科医院を受診し、虫歯だけでなく歯周病の進行状態を把握し、
先生と相談しながら、それに応じた治療をしていきましょう。
歯周病はすぐに処置しなければ悪化してしまいます。
思っているよりも進行は速いので注意しましょう。
自分のお口の中の健康は自分で守っていきましょう!