お食事をしている時、歯みがきをしている時、つめ物が外れてしまった! つめ物が無くなってしまった!飲み込んでしまった! 痛みもなく、忙しいから歯医者に行かなくてもいい? そんなときの注意事項と対処方法をいくつかご紹介します。
はめてみたら元に戻ったのでつけている、接着剤でつけた、という方がたまにいらっしゃいますが、それはNGです! 外れてしまった根本の原因の解決をしなければ、また外れる可能性や、つめ物の下で虫歯が進行してしまう可能性もあります。 取れてしまった歯の状態の確認も必要になるので、歯科医院を受診し、しっかりと付け直してもらいましょう。
つめ物が取れてしまった状態の歯は、菌に弱い、脆い部分が外にさらされている状態にあります。 凍みたり、痛みが辛くない程度にしっかり歯磨きを行い、お口の中の菌を減らしてあげることが重要です。
つめ物が取れたけど、痛みや凍みたりなどの症状がない。 忙しくて歯医者に行く時間もない。 そうすると、受診するきっかけもなくそのままにして、期間が空いてしまうことがあります。 ですが症状が無くても、虫歯は進行していきます。 1、2週間程度で大きく進行することはありませんが、時間を見つけて早めに受診する事をお薦めします。
つめ物が取れてしまった歯は、穴が開いていたり、とがっていたり、もろい部分が出てしまっています。 そこで無理して噛んでしまうと、痛みが出たり、しみたり、また歯が欠けてしまうこともあります。 取れてしまった側ではなるべく咬まないようにしましょう。
外れてしまったつめ物を誤って飲み込んでしまった! その場合消化されることはありませんが、自然と排出されるのでご安心ください。 ただ、せき込んだり、喉に異物感がある場合は、気管に入ってしまった可能性があります。 その場合は内科を受診することをお薦めします。
どちらにせよ、心配な方は、内科を受診しレントゲンにて確認してもらいましょう。 ご紹介した内容は、一般的なお話です。 取れてしまったつめ物の種類、残っている歯の状態で対処方法は変わってきます。 時間を作って、なるべく早めに歯医者さんに行くことをお薦めします。