基本情報 |
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70代男性 |
初診日:2012年4月 |
主訴:下の入れ歯が合わない |
全身的既往歴:高脂血症、痛風、高血圧 |
歯の喪失理由:カリエス |
その他:インプラントは希望せず、入れ歯での治療を希望 |
下の歯は被せ物が外れ、根だけの状態になっていました。左上の犬歯には虫歯があります。上の被せ物は欠けてしまっていました。
下顎の部分入れ歯は人工歯がすり減ってしまい、また前歯が根だけの状態になっているため、安定感がなく、外れやすい状態でした。
歯周検査では出血が全顎的に認められ、特に上顎の大臼歯では歯周ポケットが深く、歯周病が進行している状態でした。
※考慮すべき点:下顎は1本も歯がないのに対し上顎は多数の歯が残っているため、下顎の総入れ歯を安定させることが難しい症例である。
装着感や発音を良くするため、左右をつなぐ金属部の位置は感覚の鈍い部分に設計しました。
総入れ歯が筋肉の動きに調和するよう個人トレーを用いて筋形成を行い、シリコーン印象材で型取りを行いました。
上顎のブリッジは10本分と長いため、それぞれの歯に対してピッタリと適合しているかを触診だけではなく、レントゲンを撮影し検査しました。
全てを平行して製作を進めましたが、まず上顎のブリッジを完成させ、その後最終的に入れ歯の人工歯を並べて技工士に入れ歯作りを依頼しました。
上顎のブリッジ+金属床部分入れ歯と下顎の総入れ歯を同時に完成させ、装着しました。
抜歯や根管治療、歯周病治療が必要であったため、初診より9ヶ月ほどの期間が必要でした。装着後は2回の調整により問題なく使用することが可能となりました。
歯は上顎に7本残っています。歯ぐきの検査結果では若干の出血がありましたが、歯周ポケットは健康な状態でした。
4年弱使用され、人工歯に軽度のすり減りが認められました。ただし、機能的なすり減り方のため、このまま経過を見ていくこととなりました。
メタルボンドブリッジ ¥129,600×10
ファイバーコア ¥16,200×5
金属床部分入れ歯 ¥432,000
金属床総入れ歯 ¥540,000
抜歯、根管治療、歯周治療は保険診療
上記金額は税込表示となります。