CASE23 部分入れ歯症例

金属床義歯症例

現在の治療費と異なる場合がございます。最新の治療費は料金表をご確認ください。
基本情報
70代女性
治療期間:3ヶ月
主訴:入れ歯が合わず、硬いものが噛めない
治療内容 部分入れ歯、かぶせ物(メタルボンド)×2本
特記事項 5年前に下顎に部分入れ歯を作ったが、最近硬いものが噛めなくなったとのことを主訴に当院に来院されました。
お口の中は上顎は全ての歯が健康な状態で保たれていましたが、下顎は左側奥歯は4本、右側奥歯は2本失っている状態でした。 部分入れ歯の支えとなっていた右側の銀歯が装着されている歯は歯ぐきに問題は見られませんでしたが、グラグラしている状態でした。
治療方針:患者さんは76歳(初診時)女性。この患者さんは部分入れ歯を安定させるためにはやや難しい歯の失い方をしていました。
その理由は下顎の入れ歯は噛む力を負担する歯ぐき(顎堤)の面積が上顎よりも狭位からです。
その狭い歯ぐき(顎堤)で歯から伝わる大きな力を受け止めなければならず、歯ぐき(顎堤)に痛みが生じやすく、また歯ぐき(顎堤)が減りやすくなります。 そこで、インプラントを併用した部分入れ歯をご提案しましたが、外科的な処置は好まれず、通常の部分入れ歯をお作りすることとなりました。
 

治療前後

部分入れ歯をお作りする上で、その前処置として右下の銀歯のやりかえを行いました。 一番後ろの歯は揺れていましたので、手前の歯と連結したかぶせ物とし、歯と歯が噛み合う場所を失うことなく、部分入れ歯に加わる力に負けないような状態を作りあげました。 ただし、かぶせ物を装着してしまうと、今までの部分入れ歯のバネ(クラスプ)が合わず、使えなくなってしまうため、かぶせ物と新しい部分入れ歯は同時に装着することとしました。  

治療前

 

治療後

新しい入れ歯は金属床とし、左側のバネ(クラスプ)は見た目を考慮した形態としました。
噛んだ時に部分入れ歯が変形しないため、歯ぐき(顎堤)への負担は軽減されていると思います。 右側と左側では歯の残っている右側が食べやすいとのことですが、左側でも肉や魚といった普通のお食事はできるとのことです。
ただし、歯ぐき(顎堤)への負担は大きくなる歯の失い方のため、定期検診では部分入れ歯の適合精度のチェックは欠かさず行っています。 装着して5年7ヶ月経過しましたが、左側の適合の修正を一度行いましたが、それ以外大きな問題はなく経過しています。
治療費: 部分入れ歯 ¥440,000 かぶせ物(メタルボンド)¥165,000×2本
※価格は税込みです。

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