| 基本情報 |
|---|
| 58歳女性 |
| 治療期間:1年2ヶ月 |
| 主訴:むし歯で歯がボロボロなので治したい |
| 治療方針:残せる可能性のある歯にはできる限りの処置をして、長期的に安定した状態を 目指す。 |
| 治療内容
1)虫歯が深く進行した歯は抜歯
2)歯周初期治療
3)歯周病が進行した部分(根分岐部)
は歯周組織再生療法
4)歯周組織が改善したのちにブリッジ (補綴治療) 5)メインテナンス |
| 特記事項 なし |
分岐部(根と根の間)の病変に対して歯周再生療法を行い、歯周組織の再生を図りました。
レントゲン写真の×マークは虫歯が深くまで進行しているため、残すことができないと診断しました。黄色◯は歯周病により歯根の分岐部の骨が吸収し、レントゲン写真に黒い影があります。ここの部分の骨の治療をする必要がありました。
手術時の写真です。分岐部(根と根の間)の骨が歯周病により吸収し、失われていることがよくわかります。感染物を徹底的に取り除き、別部位から採取した自家骨を填入、歯周組織を再生させる薬剤(エムドゲイン)と塗布しました。
手術直後のレントゲン写真です。分岐部が白く、移植した自家骨が満たされています。ここから、骨が再生されることをじっくりと待ちます。
術後4年のレントゲン写真になります。分岐部は白く、骨が再生し、維持されていることがわかります。
| 治療費: 歯周組織再生療法(10万円+税) |