| 主訴 | 歯がすり減って、見た目が気になり、人前で笑えない |
| 治療期間 | 7ヶ月 |
| 費用 | 2,649,900円(税込) 補綴診断料(スプリント代含む)55,000円 診断用ワックスアップ(2,200円/本)27本分 仮歯代(5,500円/本)27本分 ジルコニアステイン(121,000円/本)11本分 ジルコニアクラウン(66,000円/本)16本分 2021年4月時点 |
※自費診療
「上顎の前歯が徐々にすり減り、見た目が気になっていた」とのことですが、今まで歯医者に行っても指摘されなかったので、治療できるとは思っていなかったそうです。
エロージョン(酸蝕症)による咬耗症
歯がすり減り、被せ物を入れるスペースがなかったため、
この2つを組み合わせて治療を行いました。
噛み合わせの高さを上げるため、まずは取り外し可能なスプリントを装着してもらいました。
発音・顎関節や筋肉に問題がなかったので、この高さの噛み合わせへ変更可能と判断しました。
歯科技工士に診断用ワックスアップを製作してもらいました。
診断用ワックスアップとは、設計図のような物です。写真のグレー色の部分はワックス(蝋)です。治療完了後の歯の形や噛み合わせを診断します。
診断の結果、本症例では下顎の左下2番目の歯以外、全28本中27本の歯に被せ物での治療が必要な重度な状態でした。
診断用ワックスアップを基に仮歯を製作し、全ての歯に仮歯を装着しました。
初診時の状態です。上顎の前歯は削れてしまって、歯の丈がありません。これでは被せ物をつけることができません。
歯冠長延長術にて、歯ぐきと歯を支えている骨を削り、歯の長さを確保し、被せ物を支えることが可能になります。
ここまで来れば、治療の8割は終わったも同然です。噛み合わせも安定していたので、下の奥歯から順々に被せ物を製作していきました。
本症例では審美性を考慮して、前歯はジルコニアステイン、奥歯はジルコニアクラウンを製作しました。
歯に動揺がなかったため、全てのクラウンは単独とし、連結(被せ物をつなげること)はしませんでした。
なお、就寝時にはナイトガードを使用してもらっています。
治療前後の比較になります。治療前は歯がないような状態でしたが、咬合挙上と歯冠長延長術により審美性と噛む機能の両方を回復することができました。
患者さんからは、
「今までは人前で笑うことができなかったけど、今は見た目を気にせず生活ができるようになった」
とのコメントをいただきました。
本症例のように全顎的な治療では治療が長期間になるため、患者さんの協力が非常に重要です。
治療中は不便なこともあったと思いますが、患者さんの協力によりご満足いただける結果を得ることができました。
歯がボロボロで治療を諦めている方でも改善できる可能性があります。
などお困りなことがありましたら、まずは一度ご相談ください。
※治療の満足度には個人差があります。
※全ての患者さんに適応できるとは限りません。